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第5話 良い質問と悪い質問


良い質問と悪い質問

 

ビジネススクールの講師をしているという職業柄、多くの方から色々な質問を受けます。自ら事業をしている生徒さん、あるいは企業内で責任ある立場で仕事されている生徒さん等です。

 

質問をしてくる方は「あ、この人は結果を出すんだろうな」という方と、「たぶん実行せずに結果も出ないだろうな」というタイプの方に分かれます。それは質問を受ける段階でだいたいわかります。

 

その差はどこにあるかというと、「質問するまえに事前にどこまで自分で考えてきているか」です。

 

「私はこの点について○○という方向で、こう進めていきたいと思っているのですが、出口さんはどう思いますか?」と、自ら解決策を考えてから質問をされる方と、「出口さん、今、こんな部門を任せれているんですが、売上が目標に行かないんです。どうしたらいいですか?」と、ほぼ丸投げで来る方では、やはり結果が違います。

 

質問を受ける側からしても、自ら解決策を考えてこられる方の場合、「○○という根拠はどこですか?」、「その点についてはこういう事例がありますよ」、「こういう点も調べてみては?」など、具体的な回答がしやすくなります。

 

一方で、丸投げで来られると、回答のフォーカスがつけづらく、結果一般論に近い回答が限界となります。こういう質問をするタイプの方はいろいろな人に同じ質問をしていて、結局何も動かないということが多いように思います(私の経験上)。正直、質問されても多少イラッとしますし、「もうちょっと自分で考えてから来いよ」と思います。

 

なので、良い回答を引き出したいと思うのなら、自ら良い質問を考える、つまり自分でもしっかり考えるという癖をつけましょう。その方が何かと生産的であるのは間違いないと思います。